当たり障りのあるコミュニケーション

金銭にだらしない部下がおります。

彼が事業のスタートアップメンバーとして、一緒にやっていけるのか。
その最終確認も含めてのミーティングでした。

まさか、そんなに重大な話だとは彼は全く思ってもいなかったでしょう。
いつも通りニコニコしてやってきました。

我々は物流業界で起業します。
業界で必須の車の維持費(ガソリン代、駐車場代など)は
自己負担です。

つまり金銭にだらしないと諸経費が払えなくなり、
業務ができなくなります。

僕もだらしない部分が本当に多く、人に意見を言える
人間ではないのですが愛を持って思いを伝えました。

今後どういった人生を歩んでいきたいのか。
会社で何を成していきたいのかなど、
彼にとって耳の痛い話も数多く話しました。

『当たり障りのあるコミュニケーション』は
とてもエネルギーを使いますね。

しかし、最後に彼は涙を浮かべながら
「みんなのことが大好きです。一緒にやりたいから改めていきます」
と言ってくれました。

彼の意気込みに、僕も身が引き締まる思いでした。