お前はもう、選ばれている

僕は都内に住む、32歳の新人ニート

1月末に解雇通知を受け取り、
ニート道を歩み出してから1ヶ月経ちました。

クビになるまでは軽貨物ドライバーとして頑張っていました。

ちなみに、ドライバーになるまでは関西でインテリ系の仕事してたんですよね。

スタバでPCを広げて作業している人を、一度くらいは見ているはずです。

彼らは不景気といわれる現代でも、なぜか勝ち組のようなオーラが出ていてカッコいい。


そう、あれです。


あれになりきる勇気が出なかったんですよね〜。
スタバという陽キャゾーンに入れなかった。

だから地下にあるサンマルクカフェでこっそりとPC作業してると見せかけ、YouTubeみていたのが、僕です。

生産活動をしに行っているわけではないので、お金は減っていくばかり。

「もう、このままじゃ嫌だ!」

そう思って半年前に上京してきました。

ではなぜ、軽貨物業をしようと思ったのか。

いい加減だった高校の同級生が軽貨物の会社を経営していて、人間的に大きく成長していたからです。

彼は同じバドミントン部でもありました。
僕は部長として張り切って練習をこなしていく中、
「お疲れ様でした〜!」と誰よりも早く帰っていくような人でした。

「お疲れ?何が、どのように疲れたのかい?」と聞きたくなる気持ちをグッとこらえ、
コイツとは友達になることはないだろうと思っていました。

しかし、社会人になって数年後。
バッタリ会い、現状を聞けば聞くほど変化に驚きました。

そんな彼に影響を受けて、思い切って上京したという流れです。

仕事を始めてまず思ったことは
「今まで使ってこなかった筋肉が悲鳴をあげている」です。

朝から晩までノンストップで動き倒し、初月で12kg痩せました。

「もっと他に良い仕事あったんじゃ。。」

とてと後悔しましたが、なんとか慣れて生活できるようになりました。

その後クビになりニートですが、
それがキッカケで起業を決意し、5人の仲間がいる状態になっています。

ある資産家の方に仕事について言われたことがあります。
「仕事は選ぶものではなく、選ばれるもの」

世の中には無数の仕事があり、その中から求人票を見て応募していくのが一般的です。

しかし、その中から選ぶ仕事というのは凄い確率です。

つまり、「仕事に選ばれている」という見方もできると。


真夏の土砂降りの日。
汗か雨か涙かわからない中の配達中。

クレームで怒鳴られながら配達している時
「俺、何やってるんだろ」って本気で思いました。

でも今はこの仕事のおかげで、一生の付き合いができる仲間が5人もできました。

「この仕事に選んでもらって良かった」と心から言えます。

「なんでこの仕事してるんだろ」
と思っているそこのあなた。

大丈夫。
きっと仕事は理由あって、あなたを選んでいます。