新幹線より早く帰りたい

起床して朝の準備をしている時、
ふとスマホに目をやると、深夜2時過ぎに彼女からの
メッセージ通知がありました。

「事故った」

仕事で滞在していた名古屋で朝を迎え、
シャワーに向かおうと思った時でした。

びっくりしすぐに何度か電話するも、連絡は取れません。

自宅へ帰るのをやめ
急いで彼女の家へ行くことに。

新幹線で帰る途中にも何度か電話しますが
全く出ません。


彼女はタクシー運転手をしています。
仕事中に大きな事故に巻き込まれてしまったのではないか。

家に居なかったら
病院に運ばれているということです。

こういう時は色々と嫌な想像してしまいます。

どんなに焦っても到着時間は変わらないのに
トイレへ行く足取りは早くなり、落ち着かなくなります。

家へ到着し、鍵を開けて中へ入ると
何もなかったかのようにぐっすりと熟睡している
彼女の姿がありました。

脳を揺さぶる勢いでベッドを揺らして起こし、
怪我の確認をしますが無事でした。

接触事故で車が擦れた程度で済んだようです。

「いや〜、本当に良かった。
ってか電話出ろよ!」

僕が声を上げて電話に出ないことを注意しているのに、
心配してくれるのが嬉しかったのか
ニコニコしてました。

新幹線であたふたしてたのが猛烈に恥ずかしくなり、
罰として夕飯を奢ってもらいましたとさ。

おしまい。

進撃のニート

身長6m10cm。体重600kgの人。

名古屋駅で待ち合わせ場所として
有名な「ナナちゃん人形」のプロフィールです。

この日は名古屋の友人とナナちゃん人形の
足元で待ち合わせです。

時間はちょうど12時。
ランチタイムで人混みの中、
無事彼と合流できました。

彼は高校の同級生です。
いつも冗談ばかり言ってヘラヘラしています。

しかし、起業後たった2年で年商1億円を超える
物流会社を経営する凄腕社長なんです。

彼の会社に独立起業を夢見る2人がいるので
話をしてほしいと言われたのです。

ニートの僕に何を?」
最初はとても驚きました。

僕は7月に物流業界へ入り、
翌年4月の起業に向けて動いています。

業界に入り、約半年で独立するのは異例で
通常は現場を2〜3年経験するからです。

とても有難いお誘いですが、
僕が役に立てるのか不安でした。

17時。
2人と合流し、食事をしながらまずは2人の過去を
色々と聞いていきました。

すぐに違和感を感じ始めます。

1人は元々営業マンで年収1000万円超えの39歳。

もう1人は、ある音声配信アプリで
100万人フォロワーがいる25歳。

違和感の正体は、
自分よりも圧倒的に能力の高い2人に対して
「僕よりすごい人だから、わざわざ僕が話さなくていいよね」
という自信の無さでした。

しかし、2人はすごく真剣に僕の話を聞くのです。

20代前半の時に同じような状況になったことがあり
当時の師匠に言われたことがあります。

「この分野に関しては、お前の方が経験して
結果を出しているのだから自信をもて」

自分にどう言った価値や能力があるのかって、
言われrまでわからないことが多いんですよね。

「自分は難なくできている」からです。


ハッと当時のことを思い出し、
これ以上無いくらいの熱量で全力出して話し切った夜でした。

進撃のニート

身長6m10cm。体重600kgの人。

名古屋駅で待ち合わせ場所として
有名な「ナナちゃん人形」のプロフィールです。

この日は名古屋の友人とナナちゃん人形の
足元で待ち合わせです。

時間はちょうど12時。
ランチタイムで人混みの中、
無事彼と合流できました。

彼は高校の同級生です。
いつも冗談ばかり言ってヘラヘラしています。

しかし、起業後たった2年で年商1億円を超える
物流会社を経営する凄腕社長なんです。

彼の会社に独立起業を夢見る2人がいるので
話をしてほしいと言われたのです。

ニートの僕に何を?」
最初はとても驚きました。

僕は7月に物流業界へ入り、
翌年4月の起業に向けて動いています。

業界に入り、約半年で独立するのは異例で
通常は現場を2〜3年経験するからです。

とても有難いお誘いですが、
僕が役に立てるのか不安でした。

17時。
2人と合流し、食事をしながらまずは2人の過去を
色々と聞いていきました。

すぐに違和感を感じ始めます。

1人は元々営業マンで年収1000万円超えの39歳。

もう1人は、ある音声配信アプリで
100万人フォロワーがいる25歳。

違和感の正体は、
自分よりも圧倒的に能力の高い2人に対して
「僕よりすごい人だから、わざわざ僕が話さなくていいよね」
という自信の無さでした。

しかし、2人はすごく真剣に僕の話を聞くのです。

20代前半の時に同じような状況になったことがあり
当時の師匠に言われたことがあります。

「この分野に関しては、お前の方が経験して
結果を出しているのだから自信をもて」

自分にどう言った価値や能力があるのかって、
言われrまでわからないことが多いんですよね。

「自分は難なくできている」からです。


ハッと当時のことを思い出し、
これ以上無いくらいの熱量で全力出して話し切った夜でした。

待ってろよ春夏秋冬

32回目の2/19を迎えることができました。

誕生日は1年で最も感謝という言葉が似合う日
かもしれませんね。

改めて両親、友人、仕事仲間に
感謝の気持ちが溢れました。

今年は文字を書くようになったので
「ネタ見つかったらいいな」と思い、
32にまつわるものを探してみました。

・日本の32歳での平均年収は428万円
・チェスの駒数32個で、マス目数も32
アメリカ32代大統領はフランクリン・ルーズベルト
・成人の歯は親知らず含めて32本


「だから何?」って思った人。

特に意味はありません。(笑)

ちなみに世界の平均年齢をご存知でしょうか?

30.9歳でした。
既に平均以上の時間を過ごせていたのですね。

僕は「命」=「時間」だと思っていて、
時間を大切にするよう心がけているんですよ。

誰かと会うときも同じで、
相手の命をもらっていると意識するようにしています。

molohaさんの楽曲「革命」に
時間について考えさせられた大好きな歌詞があります。

『今年こそ。来年こそ。
何年生きれるつもりで生きてきたんだ。

今日が終わる。
いや、明日が終わる。
そう思えた奴から明日が変わる』

33回目の春夏秋冬を
さらなるアップデートした自分で迎えるぞ。

2ヶ月ぶり4回目。別れの危機

僕と彼女は全く価値観が違います。

どのくらいかというと
日産とオッサンくらい違います。

もっと言いますと
株主とカブトムシくらいです。

そんな彼女と4回目の別れの危機がありました。

しかも僕の誕生日祝いで、予約してくれている温泉旅館で。

今回も、過去の3回も理由は同じです。

お互いが大切にしているものを尊重し合えなかったから。

僕は常に新しいことにトライして動き回るタイプで
今は起業に向けて動いています。

彼女は今あるものを大切に継続するタイプで
僕との時間を最優先に考えます。

最近は起業準備や資金繰り、社員など守るもなど
取り組むものが増えて
彼女との時間が取れない日が続いていました。

単にコミュニケーション不足もありましたので、
きっちり謝罪した後、一緒に温泉に入り仲直りはできました。

しかし毎回思うことがあります。


「結婚してる人すごくないですか!?」

赤の他人同士が、ずーっと一緒に過ごすなんて
今の僕には考えられません。

仕事が落ち着いてきたら、男女問題に関する
セミナーを本気で受けようかと思った夜でした。

食パン1枚からのリスタート

どんな状況でも笑顔で淡々とこなす
『社員のKくん』

彼は他の社員とは明らかに違う何かがある気がしていました。

それを知りたくて彼の生い立ちを聞いてみたのです。

やはり大変な状況を乗り越えていました。

ギャンブルで借金まみれの親父さん18歳、
お母さんが16歳の時。
彼は産まれました。

その後、両親は離婚しお母さんについて行ったKくん。
しかし、お母さんが突然姿を消し、両親がいない時期を何年か経験します。

しばらくして別れたお父さんから、親権を持ちたいと連絡があり
一緒に暮らす日々が始まります。

お父さんには新しい女性がいたので
3人での新生活となりました。

何年かすると新しいお母さんに子供が2人できました。
経済的に苦しそうなのに
なぜかローンを組んで家も購入したそうです。

進路に関わる大切な時期。

「なんで俺のことは全然考えてくれないの?」

自らお金がない状況に追い込む親と
次第に距離が生まれ、家を出ます。

Kくんはバイトをしながら学校へ通いました。
ところが弱みにつけ込まれ
詐欺に遭ってしまい奨学金+消費者金融の借り入れが増えます。

バイト代だけでは生活費、学費、返済を行うのは困難でした。

1日の食事は食パン1枚です。
マヨネーズを大量に塗り、
とにかく空腹を満たしていたそうです。

そしてお金を稼ぐため物流業界に。


彼の笑顔の裏にはこのようなストーリーがありました。
しかし驚いたのは、人生に後悔はなく、
今は両親と仲直りできていることです。

理由を聞いたら
「過去は変えられない。前進あるのみ」と。

「これだけ頑張って来たのだから、これからは絶対に良くなる」
未来への強い希望を感じました。


彼を心強く感じると同時に、
出会えて良かったと感謝した夜でした。

当たり障りのあるコミュニケーション

金銭にだらしない部下がおります。

彼が事業のスタートアップメンバーとして、一緒にやっていけるのか。
その最終確認も含めてのミーティングでした。

まさか、そんなに重大な話だとは彼は全く思ってもいなかったでしょう。
いつも通りニコニコしてやってきました。

我々は物流業界で起業します。
業界で必須の車の維持費(ガソリン代、駐車場代など)は
自己負担です。

つまり金銭にだらしないと諸経費が払えなくなり、
業務ができなくなります。

僕もだらしない部分が本当に多く、人に意見を言える
人間ではないのですが愛を持って思いを伝えました。

今後どういった人生を歩んでいきたいのか。
会社で何を成していきたいのかなど、
彼にとって耳の痛い話も数多く話しました。

『当たり障りのあるコミュニケーション』は
とてもエネルギーを使いますね。

しかし、最後に彼は涙を浮かべながら
「みんなのことが大好きです。一緒にやりたいから改めていきます」
と言ってくれました。

彼の意気込みに、僕も身が引き締まる思いでした。